移住先候補マレーシア①長期滞在ビザ(MM2H)取得のメリット

2019年3月31日日曜日

移住先候補

マレーシア旅行をきっかけにマレーシア移住について調べています。

マレーシアが日本人の移住先ランキングで1位なのは、快適性(気候、治安、物価)とハードルの低さが理由のようです。

今回はハードルの低さについて紹介します。


なぜマレーシア移住のハードルが低いのか?

それは、MM2H(Malaysia My 2nd Home)という制度があり、長期滞在可能なビザを取得することができるからです。



MM2Hビザの特徴
  • 10年間マレーシアに滞在可能(出入国自由で滞在義務もなし)
  • 10年後に更新も可能(条件は変更される可能性あり)
  • 21歳未満の子供、60歳以上の両親も同行できる。
  • 入国審査の際、一般外国人とは別のレーンでの手続きになるため、スムーズに入国できる。


MM2Hビザの申請条件
〈50歳未満〉
  • 50万リンギット(≒1,350万円*)以上の財産証明と月額1万リンギット(≒27万円*)以上の収入証明。
  • 仮承認が下りた後、マレーシアの銀行口座に30万リンギット以上の定期預金を行うこと(医療費、不動産購入、子供の教育費のためであれば2年目以降に15万リンギットの解約が可能)
〈50歳以上〉
  • 35万リンギット(≒945万円*)以上の財産証明と月額1万リンギット以上の収入証明。
  • 仮承認が下りた後、マレーシアの銀行口座に15万リンギット以上の定期預金を行うこと(医療費、不動産購入、子供の教育費のためであれば2年目以降に5万リンギットの解約が可能)
(*記事投稿時点での為替レートによる概算金額)

他国に比べてかなり容易な条件らしいです。実際、経済的な条件だけですし、その額も日本人であれは手が届く金額ですので、ハードルは低いと言えそうです。


さて、ここからが本題です。
MM2Hビザを取得すると、どんなメリットがあるのか?

MM2Hビザ取得のメリット
  • 海外に生活拠点を持つことができる(日本との往来自由)。
  • マレーシアで生活コストを下げることで、経済的自由が近づく(ただしマレーシアでの就労は不可)。
  • マレーシアで銀行口座が開設できる(低資本でHSBCプレミア口座を持つことができる)。
  • マレーシアで不動産が購入できる(住宅ローンも組める)。
  • 日本の非居住者になることができる。
  • 日本とマレーシアの行き来で居住者/非居住者を選択でき、良いとこ取りの節税が可能。

メリットが凄くて考えただけでワクワクします。

特に、「低資本でHSBCプレミア口座を持つことができる」ことと「日本とマレーシアの行き来で居住者/非居住者を選択でき、良いとこ取りの節税ができる」ことは、効果絶大です。

この点については長くなりそうなので別記事で紹介しようと思います。