CFDのコストについて現物取引と比較検討する

2018年8月17日金曜日



CFDについて調べたのでまとめておきます。

対象を広げると大変なので、馴染みがある対象にフォーカスします。

  • 株価指数→クリック株365
  • 株式、ETF→店頭CFD(クリック証券)
  • VIX指数→店頭CFD(クリック証券)




【クリック株365】
投資対象は下記4つに限られます。
  • 日経225
  • NYダウ
  • DAX(独)
  • FTSE100(英)

株式と同様、取引所で売買することになります。
手数料は1単位当り153円~です。

保有期間中、各通貨に係る金利相当額が引かれますが、一方で配当相当額を受け取ることができます。

売りポジションでは逆に金利相当額を受け取り、配当相当額を支払うことになります。


【店頭CFD】
店頭CFDはクリック株365とは違い、相対取引です。
取引所で売買するのではなく、証券会社を相手に売買するということです。

ここではクリック証券を取り上げます。

クリック証券では米国の株価指数だけでも
NYダウ、S&P500、NASDAQと豊富です。

その他にも主な米国、中国株式やETFに投資が可能です。
取扱銘柄の全容はこちらで確認できます。
クリック証券CFD取扱銘柄


取引手数料は無料(スプレッドのみ)ですが、投資対象毎に、価格調整額、金利調整額、権利相当額が関わってきます。

クリック株365も含めてまとめると、ざっくりこんな感じです。



価格調整金利調整配当調整
クリック株365×
株価指数(店頭CFD)××
株式、ETF×
VIX××


実際にどれくらいのコストが掛かるのか具体的に見てみます。
クリック株365では過去のデータを公開しているのでそのまま引用します。

日経225

NYダウ

DAX

FTSE100

最新情報はこちら→過去の配当・金利実績

配当、金利相当額の水準からFTSEが人気なようです。


それぞれの売買に必要な証拠金額はこんな感じです。

あくまでも必要最低額なので、実際は個々のリスク判断で証拠金額を積み増す必要があります。

配当相当額>金利相当額になっているFTSEであれば、やり方次第で、自由に配当利回りを設計できます。

リスクをとっていきなり配当利回り20%を造ることもできれば、ゆっくり10年かけて配当利回り10%を目指すこともできます。

特に2017年のような上昇相場であれば、当初積み増した証拠金額を、株価の上昇を確認しながら切り崩すことも可能だと思われます。

それができれば比較的安全に高利回りの配当マシーンを作り出すことができると思います。


対して、クリック証券の店頭CFDではどうでしょうか。

力強いNASDAQを例に調べてみました。

NASDAQ指数の場合、3カ月ごとに価格調整額が掛かってきます。
前回の期日2018/6/8の時の数字は以下のようになってます。

期近:7,151.0
期先:7,175.7
コンバージョンレート:109.47

期近から期先にロールオーバーする必要があるため、
(7,151.0-7,175.7)×109.47=-2,703

つまり買いポジションの場合は、ロールオーバーで2,703円差し引かれることになります

円にすると余計実態を掴みにくいので、別の言い方をすると・・・
(7,151.0-7,175.7)=-24.7
24.7/7,151=0.34%

24.7ポイント分、つまり0.3%程のロールオーバーコストが掛かるということです

当然、期近と期先の値次第で、ロールオーバーコストも上下します。



【まとめ】
コストを比較すると次のようになります。大体のイメージです。

(コスト比較)
クリック株365:
取引手数料153円+金利相当額

店頭CFD(NASDAQ): 
保有コスト約0.3%(1Q当り)

米国株(QQQ): 
取引手数料0.45%+年間経費0.2%

売買で考えれば、現物のQQQのコストは年間1.1%で、店頭CFDでは年間約1.2%です。

少額の売買や、1年未満の売買であれば店頭CFDに軍配が上がります。




それぞれにメリットがあります。ざっくりこんな感じでしょうか。

(メリット)
クリック株365: 
リスクコントロールで自由に配当利回りを設計できる

店頭CFD: 
少額の取引や短~中期投資に優位(低コスト)

現物: 
長期投資に優位(取引コスト高、保有コスト低)


CFDも使い方次第で大きな武器になりそうです。
長くなってしまったので、VIX指数については別記事にまとめます。