米国にはBDC(Business Development Company)というものがあります。
中小企業や新興企業を支援する事業会社で、米国経済の発展に欠かせない存在となっています。
具体的には、出資や融資、合併や買収支援などあらゆる手法で中小企業の経営再建や事業サポートを行っています。
具体的には、出資や融資、合併や買収支援などあらゆる手法で中小企業の経営再建や事業サポートを行っています。
AppleやGoogle、Facebookなど名立たる企業も創業当初にはBDCの支援を受けていたようです。
BDCには様々な規制がある一方、利益の90%以上を配当として支払うことを条件に法人税が免除されています。
リート、MLPと同じ形態というわけです。
リート…不動産
MLP…エネルギー
BDC…企業支援
前置きが長くなりましたが、今回はこのBDCのMain Street Capital Corp〈Main〉について紹介します。
配当利回りは記事執筆時点で6.5%程です。
毎月配当で、その他に年2回の特別配当が恒例化してます。特別配当込みで計算すると約8%の配当が得られます。
リート…不動産
MLP…エネルギー
BDC…企業支援
前置きが長くなりましたが、今回はこのBDCのMain Street Capital Corp〈Main〉について紹介します。
配当利回りは記事執筆時点で6.5%程です。
毎月配当で、その他に年2回の特別配当が恒例化してます。特別配当込みで計算すると約8%の配当が得られます。
かなりの高配当ですが、BDCとしては平均的な部類だと思います。
このMainで特筆すべきは株価の推移です。
高配当銘柄に良く見られるような横ばい、もしくは右肩下がりのチャートではなく、綺麗な右肩上がりで株価が上昇しています。
下のチャートは2008年(リーマンショック前)以降の、MainとIVV(S&P500)、BDC最大手のARCCを比較したものです。
このMainで特筆すべきは株価の推移です。
高配当銘柄に良く見られるような横ばい、もしくは右肩下がりのチャートではなく、綺麗な右肩上がりで株価が上昇しています。
下のチャートは2008年(リーマンショック前)以降の、MainとIVV(S&P500)、BDC最大手のARCCを比較したものです。
上からMain(グレー)、IVV(青)、ARCC(紫)です。
ARCCは配当利回り10%弱、BDCとしても高配当な部類ですが、株価の成長はほぼなく、ありがちな横ばいチャートです。
株価が横ばいでもかなりの高配当なのでリターンは見込めますが、インカムのみです。
配当再投資には効果的かもしれません。
ですが、リーマンショック時の暴落はかなりのものです。回復はIVVよりも早いですが、下落幅は倍近いので相当な覚悟が必要です。
一方でMainは高配当ながらIVVにも増して株価成長しています。
配当込みのリターンで考えれば相当なものです。
リーマンショック時の下落もIVVより控えめなので、リスクを抑えつつ、高リターンが期待できそうです。
SBI証券、楽天証券ではMAINを取り扱っていませんが、マネックス証券では取り扱っています。
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